diff --git a/courseA/IM_Alloy.html b/courseA/IM_Alloy.html index 81c2c11..30b1996 100644 --- a/courseA/IM_Alloy.html +++ b/courseA/IM_Alloy.html @@ -18,15 +18,15 @@ 【InventoryManagement(Alloy)の課題】

- ここでは,InventoryManagementのAlloyによる仕様記述に関する課題に取り組んでいただきます.
- 以下にAlloyで記述されたInventoryManagementのモデルを示します.こちらを適宜参照しながらモデルの理解を行ってください. + ここでは,InventoryManagement の Alloy による仕様記述に関する課題に取り組んでいただきます.
+ 以下に Alloy で記述された InventoryManagement のモデルを示します.こちらを適宜参照しながらモデルの理解を行ってください.


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InventoryManagementのAlloyによる仕様記述についての説明

+

InventoryManagement の Alloy による仕様記述についての説明

sig:

- Alloyでは,商品idの集合を ItemId ,商品名の集合を Name , + Alloy では,商品id の集合を ItemId ,商品名の集合を Name , 商品全体を保管する倉庫の集合を Inventory ,商品の集合を Item で表します.
以下のモデルでは sig を用いて,ItemIdNameInventoryItem の順番にこれらの集合を宣言しています.
Inventory には,ItemId から Item への対応関係がitemDB フィールドとして定義されています.
@@ -38,7 +38,7 @@

最初の述語として記述されている init は,Inventory の インスタンスである its が初期化されていることを示しています.
- 次のitemRegistration は,itemId に対応する商品を登録する前の Inventory のインスタンス its と, + 次の itemRegistration は,itemId に対応する商品を登録する前の Inventory のインスタンス its と, 登録した後のインスタンス its' の関係を述語として定義しています.
ここで quantity は初期数量,n は商品名を示しています.
receivingOrShipping ではitemId で登録されている商品に対して入荷か出荷を行った際の操作前の Inventory のインスタンス its と, @@ -98,7 +98,7 @@

モデルの可視化

- 先ほどのInventoryManagementのモデルの構造を,Alloyの可視化ツールを使用して可視化したものを以下の図に示します.
+ 先ほどの InventoryManagement のモデルの構造を,Alloy の可視化ツールを使用して可視化したものを以下の図に示します.


@@ -113,7 +113,7 @@

InventoryManagementモデルの仮想実行について

- ここでは,InventoryManagementモデルの仮想実行について説明します.この仮想実行で用いるテストケースは次の通りです.
+ ここでは,InventoryManagement モデルの仮想実行について説明します.この仮想実行で用いるテストケースは次の通りです.

  1. Inventoryに新しく取り扱う商品を初期数量100で登録します.
  2. 登録した商品を50個出荷します.
  3. @@ -129,14 +129,14 @@

- 左下にあるInventory2($execute_its)は execute 述語中の変数 its で参照される Inventory のインスタンスであり,init 述語を満たしているため, + 左下にある Inventory2($execute_its) は execute 述語中の変数 its で参照される Inventory のインスタンスであり,init 述語を満たしているため, まだ何の商品(Item)も登録されていない状態になっています.
- 次に,1番上の段の左にあるInventory1($execute_its')は変数 its' で参照されるインスタンスで, + 次に,1番上の段の左にある Inventory1($execute_its') は変数 its' で参照されるインスタンスで, its で参照されるインスタンスに対して,itemId で参照される Item のインスタンスを初期数量100個で登録したインスタンスになっています.
- Inventory1の右にあるInventory0($execute_its'')は少し複雑です.
- まず,Inventory1において,ItemId で参照されるItemのインスタンスはItem1です.このインスタンスに対して50個出荷した後のItemのインスタンスはItem0になります.
- ここでItem0の在庫数が50個に減少していることに注意して下さい.
- ItemId で参照される Item のインスタンスがItem1からItem0に変わるので,Inventory のインスタンスもInventory1からInventory0に変わります. + Inventory1 の右にあるInventory0($execute_its'')は少し複雑です.
+ まず,Inventory1 において,ItemId で参照される Item のインスタンスは Item1 です.このインスタンスに対して50個出荷した後の Item のインスタンスは Item0 になります.
+ ここで Item0 の在庫数が50個に減少していることに注意して下さい.
+ ItemId で参照される Item のインスタンスが Item1 から Item0 に変わるので,Inventory のインスタンスも Inventory1 から Inventory0 に変わります.


@@ -144,7 +144,7 @@ 課題概要

- 本課題ではまず,上記にて説明を行ったInventoryManagementの仕様に,ある機能を追加した仕様を考えます.
+ 本課題ではまず,上記にて説明を行った InventoryManagement の仕様に,ある機能を追加した仕様を考えます.
その仕様のモデルと,仮想実行を可視化した以下の図を見ていただいた上で,2つの設問にお答えいただきます.
設問にお答えいただく際は,必ず設問1,設問2の順番でご解答下さい.以下の図と同じものが設問のページにも記載されているのでこのまま設問のページに飛んでいただいてもかまいません.