diff --git a/courseA/DTRAM.html b/courseA/DTRAM.html index 945bf55..3b2afc0 100644 --- a/courseA/DTRAM.html +++ b/courseA/DTRAM.html @@ -96,7 +96,8 @@ この例では,メッセージ add(name, addr) を受け取った book.addr リソースが,状態を pre_addr から insert(pre_addr, name, addr) に変化させることが示されています.
この insert() 関数は,第1引数に渡された写像(対応表)に対し,第2引数と第3引数の対応を追加した結果得られる写像を返す関数です. したがって,上の式の右辺は,遷移前の状態 prev_addr に対して,メッセージ add() の引数で渡された nameaddr の対応を追加した写像が遷移後の状態になることを示しています.
- なお,変数名の右側の : の直後に変数の型を記述することができます.型推論によって型がわかる場合には,型を省略することもできます.状態の型が,ListMapJson であるリソースは子リソースを持つことができます. + なお,変数名の右側の : の直後に変数の型を記述することができます.型推論によって型がわかる場合には,型を省略することもできます.
+ 状態の型が,ListMapJson であるようなリソースは子リソースを持つことができます.ここで,List はリスト型,Map は写像型(キーと値の対応),Json はJSONオブジェクト型を表します.

Alloy と異なり,DTRAM では仮想実行に関する情報を仕様記述には記載しません.